「ゆめこらぼ」の怪  ほんまかいな!?


▼ゆめこらぼ、社協の運営委託者は「ゆめこらぼ」に決定。ライバルが現れなかった出来レース。例年のセプロスはどうして入札しなかったのか。委託期間は3年から5年に延長された由。なんでかな? いっそのこと、期限なし、無期限にすればいいのに、期限を設けている理由は何だろう。

 

▼市民協働推進センター ゆめこらぼ、縦割り行政の中で、手足を縛られ、口を塞がれ、従って何もしないのがベスト・ジョブなんだだそうだ。センター長は何もしないから給料をもらうことが出来るという。世にも不思議な話。揶揄だろうが。

 

ゆめこらぼは市生活文化スポーツ部協働コミュニティ課の所属。だから、例えば、環境や公園や緑などに関係する市民活動団体は他の課の公園課の管轄であり、その結果、そのような活動団体の具体的な活動については「ゆめこらぼ」は関係を持つことが禁止されている。また、そのような活動団体は、協働コミュニティ課とは関係がないから、「ゆめこらぼ」に報告・連絡・相談することは一切ない。

 

「ゆめこらぼ」は、市民活動団体をサポートし、行政との協働を生み出すことが使命なのに、これじゃやり難いことだろう。ボランティア活動も「ゆめこらぼ」には含まれない。別にボランティア・センターが存在する。

 

「ゆめこらぼ」はややこしい組織だ。西東京市社会福祉協議会は市とは関係ない全くの別の運営体の傘下。市・都道府県・全国組織の中にある。市協働コミュニティ課は直轄組織として「ゆめこらぼ」を設立し、その運営を社会福祉協議会に委託する。なんじゃ、こりゃだ。

 

「ゆめこらぼ」、ここはシルバー人材センターなどと同じくスタッフに賃金が支給される数少ない行政の出先機関。給料をもらっているのであれば、設立目的であるところの使命を果たすべきだろうが、しかし、行動すると協働コミュニティ課からも他課からも顰蹙を買う。だから行動する訳にはいかない。なので行動しない。仕事をしない。市民の活動団体も仕事をしてもらうようなことを「ゆめこらぼ」に持ちかけるようなことをしない。 オーバーに言えば、こういうことか。

 

【参考】

社会福祉協議会(Social Welfare Concil)とは、行政関与によって戦前から戦中に設立された民間慈善団体の中央組織・連合会(「中央慈善協会」「恩賜財団同胞援護会」「全日本民生委員同盟」「日本社会事業協会」など)およびその都道府県組織を起源とする組織で、地域福祉の推進を図ることを目的とする民間団体。略して社協と称される。現在の上部機構は、霞ヶ関に本社を置く「全国社会福祉協議会」。

 

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