アイス バケツ チャレンジ 

Tokyo MXの番組の中である人が、アイス・バケツなんてセレブのお遊びだよと吐き捨てるように言い放った。何だかすごく共振した。

 

8/23に小金井公園でオフ会があって、途中から参加したが、このとき集まった人たちの数人がアイスバケツをやり始めた。私はお恥ずかしながら、このとき世界で大流行しているアイスバケツチャレンジなるものを全く知らなかったのだ。何か盛り上がってきて、余興、悪ふざけを始めたのか、それにしてもいいおばちゃんが頭から水を浴びて、そこまでやるのか!とその異常さを感じていたのだ。

 

そして、翌々日くらいだったか、漸く、Tokyo MXを観て水かぶりの意味を知る。続いて、朝日新聞の天声人語だ。やっと判った。

 

天声人語 2014.8.28

▼頭から氷水をかぶってびしょぬれになる。全身の筋肉が萎縮していく難病患者への支援を表明する行動だ。「アイス・バケツ・チャレンジ」と呼ばれる。世界中の有名人が続々参加し、彼らの映像がネットで広がって多くの寄付が集まった

 

▼他者の苦しみに対する一人ひとりの想像力が刺激されたのだろうか。それならそのパレスチナ版をやろうと考えた人がいた。イスラエル軍の攻撃を受けるガザ地区住民への共感や連帯を世界に呼びかけよう。ただ、ここでは水は貴重品だ

 

▼現地ジャーナリストは空爆された建物の残骸に目をつけた。「がれき・バケツ・チャレンジ」である。ネットで公開すると後に続く人が出た。砂をかぶったり、敵軍の薬莢(やっきょう)を使ったりした人もいる  (以下略)



小金井公園でふざけていた数人の人たち、本当に寄付をするのだろうか、そうでなければ、ただの悪ふざけではないか。酒が入って人目を引く奇抜なアイディアとして流行っていることを真似しただけのこと。アイス・バケツ・チャレンジ、目的は本気の崇高なドーネーション運動なのだ。お茶らけで遊び道具に使って欲しくない。

 

それにしても、オフ会に参加したおっちゃん、おばちゃん、頭からズブ濡れになった人たち、それから、そのまま1時間以上、お開きになって片付けが終わるまで、それから帰宅するまでの間、気持悪くなかったか。世界の最先端の動きをすぐに取り込んで実行するというノリというのはこわい。若さの所為か、私にはやっぱりそんな若さはない。内心、若いと思っているのだが。

 

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