東大農場 ハス見本園

東京大学生態調和農学機構(旧東大農場、西東京市緑町)のハス見本園が一般公開を始めたので観に行ってきた。見本園は7月24日まで。25、26の両日は観蓮会が行われる。

 

同園には200種以上の花ハスが栽培されており、約100種が公開されている。入り口には、現在の東大検見川総合運動場(千葉市)の地下に2千年以上眠っていたとされる大賀ハス=写真は本文の下。ほど近い所には、東大が交配を重ね2011年に品種登録された緑地美人や黄色い花びらのアメリカ黄蓮(きばす)がある。

 

一般公開は、東大の機構改革に伴い検見川で育成栽培していた品種などを西東京市の見本園に移植し、生育が順調になった一昨年から土日の2日間限定で始まった。今年は期間が大幅に延長されることで、開花時期の異なる多くの品種が楽しめそうだ。8日に訪れたとき、「初日の1日から皆勤の人もいます」と聞いた。最初の1週目は4日間で100人余りが訪れたという。

 

園内では一部の日を除き、東大フィールドボランティアによるガイドも行われ、大学側は「気軽に声をかけて」と呼びかけている。本館ではモモやキャベツなどの即売が行われる日もある。8日はモモ1パック(3個または4個)が500円。

 

また観蓮会は、ボランティアによる案内と解説のほか、ハスの花托(かたく)や大賀ハスの香りを再現した香水などを販売するグッズショップが出店する予定。農具や資料を展示する農場博物館も臨時開館する予定という。問い合わせは機構事務局(042・463・1611)へ。

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