残業代、過酷労働問題

 

このところ喧しい。「すきや」が過酷な労働環境ということでアルバイトが集まらなくて夜は8時くらいには閉店してしまうそうだ。わたみグループの居酒屋が既に全国で40店以上営業停止に追い込まれているそうだ。こちらはブラック企業が社会から締め出されていると見ればよいのか。

 

それにしても居酒屋の店員の労働環境は過酷だと思う。客が多い時間帯の夜勤で、ワンオペというギョーカイ用語、一人で注文受け付けから注文品の支度用意、提供、食器洗い、片付け・掃除を一人でやらされるのだそうだ。自給は1000円前後。これでアルバイトは逃げ出し、応募者はいなくなり、結局、早期閉店、廃業へ追い込まれている。

 

そうかと思えば、1000万円以上の高収入者の残業代を払わないで済むように制度改正を検討する動き、規制緩和。労働法の改正の動きが出てきた。

 

社会で調和の取れた自然体の需給関係を目指せばいいのだ。人為的にコントロールしようとするのは名経営者ではない。

 

ブラック企業の渡邊美樹帝王が自民党の支持を受けて参議院議員になった。彼を選ぶ選挙民がいるのだ。

 

 

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