健康基準の緩和ーつづき  私の高血圧症

いつもの長沼クリニックに高血圧の薬をもらいに行った。このクリニックは平成19年に発症した頚部・腰部脊柱管狭窄症の治療としてリハビリに通った外科・内科クリニック。今も行ったときは首吊りリハビリをしてもらっている。左足の神経痛と右手の不具合(機能マヒ)は、完全ではないが、回復した。

長沼先生に高血圧は来年から「上は147まではセーフ・ゾーンですか」と確認したら、「いやぁ、そんな単純なものではないよ。年齢以外に持病などや健康診査値などを総合して判断することになる。年齢が一つ増えたから今日からこうなります、なんておかしな話だよな」と。そりゃぁそうだろう。

私の高血圧症は20年近く前に最高値200まで急上昇したときに始まる。大手関係会社(出資比率50%以上の子会社)の役員人事を担当したときのこと。仕事はできるが、個性が強すぎてチームワークが難しく、その上、交際費の使い方が余りにも派手で、役所なら贈賄行為といわれるような噂がいつも絶えない生え抜きのやり手人物。親会社から天下った社長が手に負えない。その人物を子会社(つまり、私のいる会社から見れば孫会社)の社長にして追い出しを図ろうということになり、その画策を私が担当したときだ。

翌年の株主総会で人事の目的は完遂したが、私の高血圧症はそれ以来のこと。現在は投薬の所為で145程度で落ち着いている。

それで、70歳以上は147以上を高血圧症というのであれば、私は145以下だから、高血圧症ではないですねと、先生に聞いたのだ。薬を飲む必要があるのか、ないのか、重大な岐路だから。薬など飲みたくないから。先生の回答は当然の予想とおりの回答だったが、何かしら気休めが欲しかった。

 

 

 

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