青梅吉野梅郷 梅まつり

関東の完売の名所、青梅・吉野梅郷へ、今年3月末で見納めということで、気安い友人と一緒に行ってきました。(青梅線日向和田駅下車、青梅駅で奥多摩行きに乗り換えて2つ目の駅下車。青梅駅での待ち合わせに20~30分かかることがある。)

 

青梅市梅の公園(120品種、1,500本が植えられたが、一部伐採されている。)ではほのかな梅の香りが漂っていましたが、今年は梅の開花が遅く月末近くが最盛期だと案内の人が話していました。この日は春の嵐で都心の方は強風が吹き荒れていたのですが、青梅ではそのようなことはなく、18度を越える気温で大汗をかいてきました。

 

それでも梅は咲きほころび、山の上から見下ろす梅林一体は赤、白、ピンク、黄などの淡い色合いで染まり美しい景観を作り上げていました。また遊歩道沿いに蝋梅も咲き、またつつじが出番を待っているようでした。

 

この景観は今月末で見ることはできなくなります。見納めになる理由は、梅などに感染するウイルス病(病原名:ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス))の発生によって、ウイルスの緊急防除で吉野梅郷にある梅の木25,000本の大半を3月30日の梅まつりが終わった後、伐採することが決まったからです。梅の公園には4月からは重機が入って電ノコで、吉野梅郷東西4kmの長さにわたって植えられている25,000本の梅の木の大半が伐採されるという。2009年にウイルスが確認されて以来、既に伐採は始まり行なわれている。5月のつつじの頃、この辺りに入園できるのかどうか聞いてみたが、まだどうなるか明確ではないようだ。

 

伐採後3年間はそのまましておき、都や市の再生・回復計画によって、それから苗を植えてきれいな開花が見られるのは7年後だそうです。今から10年後の2024年から梅郷復活ということですね。東京オリンピックは2020年。自然回復には時間がかかります。

 

 

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